生まれた赤ちゃんが弱ってるみたい



病院に連れていくことができないので完全自宅看護になります。
生まれたばかりの赤ちゃんとなると獣医師からのアドバイスを仰げない場合もあるかと思いますが、諦めず頑張ってくださいね!


生後1週間〜10日程までの赤ちゃんの場合、どんなに弱っていても、私達人間が手を貸すことはできません。
神経質になっている母ハムを刺激し、育児放棄や子喰いなどを招きかねないからです。
私達にできることといえば、母ハムや兄弟からはぐれてる子をスプーン等を使ってみんなのところに戻してあげることくらい・・。
悔しいですが、この時期までの子育ては、全て母ハムに任せるしかないのです・・。

弱っている原因として主に考えられるのは
・出産の際に何かトラブルがあった
・ミルクが上手に飲めていない
・みんなとはぐれることが多く、体温が下がってしまっている
などが考えられます。
繁殖の組み合わせ次第では、身体の弱い子が生まれやすいなどのトラブルを招く組み合わせもあります。

弱っている赤ちゃんをただ見ているのは本当に辛いですよね。
母ハムも精一杯頑張ってくれるのですが、もうダメだと悟ると、見放したり、自分の体内に戻す(間引く)こともあります。
ですがこれは、野生の習性が残っているものであり、自分や他の赤ちゃん達を守るための大切な保護能力なのです。
決して母ハムが冷たいわけでも、愛情が無いわけでもありません。
残酷に映るかもしれませんが、生きるため、子孫を残すために、母ハムも必死なのです。
なので決して誤解しないであげてくださいね。


生後2週間以上が経っていれば、多少の手助けができるようになります。
他の子より成長が遅かったりミルクが飲めてなさそうな赤ちゃんには、人工保育を施すことも不可能ではありません。
母ハムが育児放棄してしまった場合も同じです。
ですが人工保育はとても難しいです。どうしても母ハムでは駄目そうな時以外は決して安易に考えないようにしてください。
やはり育児は、母ハムに任せるのが一番なのです。

ミルクがしっかり飲めているかどうかは、赤ちゃんのお腹を見ればわかります。
お腹に白いミルクが入ってるのが透けて見えていれば大丈夫です。
また、他の子より成長が遅い子の場合、生後2週間以上が経っていれば、離乳食で助けてあげられる可能性もあります。
他の子達と一緒のお皿だと元気のいい子達から先に食べてしまうので、お皿を別にしてあげるのもひとつの手。
そしてそのお皿に、ペットミルクや練りペレットなど、栄養価が高くて水分も摂れる食べやすいものをたくさん入れてあげてください。

人工保育に関してはこちらをご覧ください → Make a Wishよりハムスターの人工保育




※他の章にも飼育に関することが掲載してありますので併せてご覧ください。


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