2匹一緒に飼いたい


まずこちらの章をご覧ください → どのハムスターでも飼い方は同じ?

上記の章をご覧になったうえでこのページを参照していただけると有り難いです。
※ このページでは2匹一緒に飼うことについて肯定的に書いてありますが、私自身は複数飼いに反対です。
間違っても、違う種のハムスターを同居させたりしないでください。
下記や上記の章をご覧になり危険を把握したうえで、もう一度よく考えてみてください。


◆ジャンガリアンの場合◆

※兄弟で飼う
どんなに仲良くしていても、親離れ後や巣分け後は兄弟でも同居は難しくなります。
なので2匹同時に飼いたい場合は、幼い時期に兄弟でお迎えすることが望ましいです。
この時の注意点は

@ショップからお迎えする場合、2匹とも重篤な病気に感染している恐れがあること。
A里親様からお迎えする場合は、兄弟の様子や相性を詳しく聞くこと。
また、同居させたい旨をきちんと伝えることも大切です。ですがしっかりと愛情を注いで育てておられる里親様なら、同居に賛成して下さる方はまずいらっしゃらないでしょう。
B最初仲良くしていても、いつ喧嘩が始まるかわかりません。見極める自信が無いのなら、同居飼育は見合わせてください。
C決してオスとメスを同居させないでください。喧嘩だけでなく無計画な繁殖に繋がり、悲しい結果になりかねません。


※親子で飼う
性別の違う親子は絶対にダメです。同性の親子でも親子と認識してない場合が多いので、兄弟の同居より難しいです。


※血族以外で飼う
一度も一緒に暮らしたことのない個体同士での同居は非常に難しいです。
まずは喧嘩すると考えても大袈裟ではありません。
なので2匹をいきなり同じケージに入れるのは大変危険です。
まずは2匹を別々のケージに入れた状態で顔見せさせてみましょう。
ケージ越しでの顔見せの時点で喧嘩するようなら同居は無理です。
逆に、それぞれの子達が互いに興味を持っているようなら、数日間、ケージを隣同士に置いて(ケージから手足を伸ばしても相手の子に当たらない程度のスペースは必ず確保してください)様子を見ても良いでしょう。
隣同士で居ることに慣れてきたら、ケージとは別の広いスペースに2匹を出してみます。(ダンボールで作った広場など)
なぜケージではいけないのかと言うと、ハムスターにとって自分のケージは自分の縄張りだからです。
もし喧嘩になってしまった場合も、広い方が逃げ場ができます。
(これは喧嘩OKと言ってるわけではなく、万が一の時の保険と考えておいてください)
喧嘩になりそうな気配があったらすぐに2匹を離してください。
喧嘩を止めに入るのが怖い人は、同居飼育は見合わせてください。

2匹を会わせてみてもし仲良く寄り添うようなら、そこで初めて同居できる可能性が出てきます。
あくまで『可能性』であり、確定ではありません。

同居は常に危険と隣り合わせです。
喧嘩はもちろん、どちらか一方が感染症を患った時、もう一方も同じ病気を発症する可能性が高いからです。
たとえ感染症でなくても、どちらかが体調を崩している時は別居させなければいけません。
そしてこれらのことが手遅れにならないようにするためには、日頃の観察がとても重要です。
万が一のことがあった時、全ての責任は自分にあるのだということを決して忘れないでください。
その責任を取る自信の無い人や、家を空けてる時間が長い、日々忙しい、などで管理がおざなりになりそうな人は
同居飼育は見合わせてください。


◆ゴールデンの場合◆

兄弟親子関係なく、同居は無理です。
ごく稀に同居できているゴールデンも実在しますが、ちょっとやそっとの経験で同居飼育できる個体ではありません。


◆ロボロフスキーの場合◆

※兄弟で飼う
ゴールデンやジャンガリアンと比較すると、同居できる個体は多いようです。
ですが注意点はジャンガリアンの場合と同じです。

@ショップからお迎えする場合、2匹とも重篤な病気に感染している恐れがあること。
A里親様からお迎えする場合は、兄弟の様子や相性を詳しく聞くこと。
また、同居させたい旨をきちんと伝えることも大切です。ですがしっかりと愛情を注いで育てておられる里親様なら、同居に賛成して下さる方はまずいらっしゃらないでしょう。
B最初仲良くしていても、いつ喧嘩が始まるかわかりません。見極める自信が無いのなら、同居飼育は見合わせてください。
C決してオスとメスを同居させないでください。喧嘩だけでなく無計画な繁殖に繋がり、悲しい結果になりかねません。


※親子で飼う
性別の違う親子は絶対にダメです。


※血族以外で飼う
当然ですが、兄弟や親子より難しいです。
やはりいきなり同居させるのではなく、事前に様子を見ることが大切です。
いつも複数で寄り添ってるイメージのあるロボロフでも、喧嘩はしますし、病気感染もします。
どんなに仲が良さそうに見えても、危険の無い同居飼育などありえません。


※他の章にも飼育に関することが掲載してありますので併せてご覧ください。


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